namoの毎日

ふわふわした息子のスイッチがいつ入るかのリアルな記録

手術2

手術当日、早起きして時間までに水だけ飲んで、病院へ。namoもおチビもさすがに緊張してる様子。

 

日帰り入院。パジャマ、毛布、ゲームなんかも持って行った。

 

待合室で待っていたら名前を呼ばれてnamoは手術室へ。全身麻酔、親がドキドキするー!!

なんと手術室に入ってから麻酔が効くまでの間、キーボードの生演奏付き。この演奏をしてくれたおばちゃん、手術後の部屋でもリラックスできるように、生演奏をずっとしてくれてた。看護師さんではないみたいだったけど、あれはどういう職業の人なんかな。

 

手術は1時間ちょっとで終了。namoは麻酔から覚めても、手に刺さってる点滴の針を、これ痛い。取って。あと、お腹すいた。焼きそば食べたい。

というだけでべつにどうもない様子。

 

お腹痛くないん?

 

痛いよそりゃぁ。手術してんから。

 

そうやんな。

 

ともだちのハスキー連れてきた。

 

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ほんとに何も書くことないくらいにあっさり。

 

 

おチビはやっぱり小さいから手術室入るのをためらった。ママがいいー。手術いやだと泣き出して、ベッドに寝てくれなかったから、私が抱っこして、先に麻酔のマスクをつけて眠らせてから、ベッドに寝かせた。脱力したおチビだいぶ重い。。。腰砕けそう。

 

しばらくして、無事手術終わっておチビ出てきた。

 

しかし。そこからが大変!!おチビ、傷口が痛い痛いと大騒ぎ。

 

いたい!いたいー!早くなんとかして!もうダメー!

 

もうプンプンに怒っていてベッドの上で涙流して騒ぎまくる。ママがいるでしょ、もう終わったから。落ち着いて。といっても、全く聞く耳なし。

 

対応してくれた若手看護師さんが、ベテラン看護師さんをつれてきてくれて、痛み止め投入。けど30分経っても全然効かない。とにかく大騒ぎ。

 

ん?なんか、、、こういう状況、見たことあったような。なんやったかな。

 

あまりにも痛がるから、ついに新人看護師さん、先生を呼んでくるねってどっかいった。けど、看護師さんなかなか戻って来ないもんだから

 

せんせえー!ぜんぜんきてくれないやん!もうげんかい!いたい!いたいー!はやく!もう!なんとかしてぇぇぇ

 

私も生演奏のおばちゃんもなんとかしてあげたくて、必死でさすったり、飲み物を勧めたり。おばちゃんもおチビの好きな曲、こぎつねこんこんとか炭治郎の歌とか、ドラえもんとかありとあらゆるのを軽く10曲は弾いてくれ、おもちゃ持ってきてくれたり、励ましの言葉もたくさんかけてくれたけど、全然おチビの気が紛れることはない。。。

 

そうじゃなくて、ほんとにいたいからなんとかしてってゆってるでしょーーー!いたい!いたい!だから!いたい!!

 

うーん。さっきのnamoの何事もない感じを見てもたから、おチビがちょっとの痛みで騒いでるように思えるけど、これは甘えてるとか、機嫌悪いとかじゃなくてほんとに痛いんかな?

 

あ、思い出した。これ、あれに似てるんや。出産。陣痛に耐える女性。隣の分娩室からこんな大騒ぎ聞こえてきたんやった。痛い〜〜痛い痛い痛い。限界!なんとかしてぇ〜!って。

あの痛みはな。叫んでもどうにもならんのわかってても、叫びたくなる気持ちはわかる。

 

と、思っておチビを眺める。うん。やっぱりこれから出産する人に、似てる。

 

再度ベテラン看護師さん登場。うーん。2、3年に1回くらいこのくらい痛がる患者さんが、います。普通の痛み止めでは効かない子。

 

というわけでついに麻酔科の先生登場。強い痛み止め入れます。副作用で、眠たくなったりぼーっとしたり、呼吸が不安定になったりすることがあるから、よく見ててあげてください。

 

と、みるみるうちに、おチビ沈静化。効いてそうやね。と先生。

 

ちょっとはいたいけど、もういたくなくなった。

 

よかった!これでも効かなかったら今日は帰れかったらしい。ひー!

 

そこから1時間くらい様子見て、退院。namoはとっくに退院できたのにおチビが大変な騒ぎで長引いたから、えらい長いこと入院してた。

 

手術の次の日から学校行けると言われたけど、翌日は2人とも微熱が出て休み。namoは、おへそが痛い。といって腰を曲げておじいさんみたいに歩いてる。

 

今はまだ傷が少し気になるみたいだけど、少し走ったりしても大丈夫なくらい回復。お風呂も入れるようになった。

 

と、言うわけで手術無事終了。

 

namoのいいところ、すさまじい鈍感力。

おチビのいいところ、自分の気持ちを出すのがうまい。