初釜をやったときに、可愛い干菓子をたべて
それ以来namo家は和三盆にはまっている。
ただの砂糖っちゃ砂糖なんだけど、口の中でラムネみたいにとろけるし、独特の風味が美味しい。
みんなあまりにも好きだから、形が無選別の袋入りのご自宅用パック買ったけど、あっという間に食べてしまう。おいおい、子供は安いラムネでも食っとけよ!!
コスパ悪すぎるし、もう、こうなったら作ってやる!!
となったら、凝り性の私は和三盆糖700gを2400円でお取り寄せ、型をAmazonで2000円、水あめと食紅はその辺のスーパーで600円。しめて5千円のお買い上げ!
コスパが悪いから作るはずだったのに、いつのまにか、干菓子を作る経験、プライスレス!
で、できたのがこちら。
じゃーん!どうよどうよ。
これはまちがいなく干菓子でしょう。
味はちゃんとした和三盆だから間違いなし。口溶けは、さすがに市販のには劣るけど、まずまずの出来栄え。
子供たち、どうぞきがねなく、いくらでもポイポイ食べるがいい!
パウダー状の和三盆に水分を混ぜて、すりまぜてふるって、粒子をこまかく揃えて、サラサラにしたら、型に入れてぎゅっと押し固めると、触っても壊れない。そのまま乾かしたら完成。
大昔に習った濡れた砂浜を歩くと乾く原理?とか、スキー場の片栗粉みたいな雪とか、干菓子つくってるとなんかそれ思い出す。ちょっと科学。
決めた!次年度のnamoかお姉の夏休みの自由研究のテーマは、干菓子でいこう。
水分量と和三盆の量を変えて、どんな割合だとうまく出来るかってことを極めてもいいし、砂糖の塊が入ってるとうまく固まらなかったりすることを考察してもいい。
四国の和三盆の工場いって社会見学みたいにまとめるのもいいな。和三盆糖がどうやってできるのかとか、歴史とか、干菓子の伝統の型とかほかの和菓子の種類を調べるのもいい。
うわ〜いいな、夢ひろがるな!!
粘土好きのnamo、和菓子職人もいいんじゃないの。