namoの毎日

ふわふわした息子のスイッチがいつ入るかのリアルな記録

ししとう

夏前に植えて巨木化していたししとう、葉っぱばかり育って実がならないんや〜とか言ってたけど、今は収穫がとまらない。ホームセンターで98円で買ってきたししとうは、私の背丈ほどになり、ししとうの木と呼ぶにふさわしい。鈴なりのししとう。毎週たくさんとれて、無農薬。なのに家族の誰も喜ばない。

 

うちのししとうは、水切れや肥料切れなどのストレスをたっぷり与えられて育っているので、高確率で激辛。またこのことも、誰にも喜ばれない。私は激辛好きやけど。

 

今日の収穫、もちろんししとう。まっすぐできれいにみえるけど、実は長さ30センチのおばけきゅうり。こんなでかいのを葉っぱの影に隠れて見落としてた。私の目は節穴か。

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私は野菜の栽培には新しい土を使うことはほぼなくて、基本的には何かを栽培した古い土に、自作の堆肥とか混ぜて、ホームセンターで買った新しい軽い土をちょっとだけまぜて再利用してる。めっちゃ高い苗買った時は気合いいれて新しい土使うけど。

 

堆肥については、今はnamoの段ボールコンポストを熟成中だけど、実は庭にも大きなプラスチックのガチなコンポストがあって、栽培した野菜のつるとか、葉っぱを入れて熟成中。

 

カブトムシ育ててた時は、幼虫のふんが見た目肥料っぽかったからそれも埋めてみたりした。そしたらトマト一回枯れかけて、やっちまったなと思ったら、復活して、そしたらめっちゃ甘いトマトになってた。しかもその後すごく元気になって、11月霜降りるまでとれた。名付けてカブトマト。

 

自作堆肥を入れるから、我が家のプランターには、だいたいどれもみみずが入ってる。野菜の栽培が終わってプランターをひっくり返したら、極太のぷりっぷりのみみずがいる。namoは極太みみずのことを、主さまと呼んでいる。プランターの主さま。多分、未熟な堆肥を食べて分解して、土を耕してくれてる。だからあんなにデカくなるんやわ。

 

野菜を育てた後の古土には、コガネムシの幼虫もたくさんいる。季節が終わって野菜を撤収する時にはnamoとプランターひっくり返してコガネムシの幼虫を探す。この作業、いつまで付き合ってくれるかな。

 

ゴーヤを育てた後のプランターなんて根っこが張ってガチガチに硬くてどうにもできないんだけど、コガネムシの幼虫集めて何匹か入れておくと、春にはコガネムシが根っこぜんぶ食べて分解してくれて、しっとりした黒い土になる。コガネムシは成虫になって飛んでいなくなるので、その土を使ってまた野菜育てる。

 

庭にはヤモリ、トカゲ、カマキリもよくみかける。野菜につくカメムシとか、バッタとか食べてくれていい仕事する〜!

 

うちの庭で生態系ができて、循環してる。初夏になるとゴーヤもトマトも青じそもその辺から生えてくるから、それをまた育てる。できた野菜を食べて、野菜のくずで堆肥を作る。お金もエネルギーも不要だし、資源も再利用。ひとりサーキュラーエコノミー。

 

私は結構このサーキュラーな感じを気に入っていて、3きょうだいに伝授したいんだけど、今のところ、なんとなく付き合ってくれるのはnamoだけ。つぎはコンポスト堆肥を入れたのと入れてないので、野菜の成長具合を比べるっていうのはどうよ?自由学習でさ。

 

namoのいいところ、意外と環境意識が高い。