namoの毎日

ふわふわした息子のスイッチがいつ入るかのリアルな記録

ゲーム禁止

namoが宿題終わってないのにゲームをしていた。なので、ゲームは宿題が終わってから!先に宿題をしなさい!と、怒った。

 

が、全然辞めないnamo。私がしつこく言うと、なんとゲームしながら、漢字の書き取りをしはじめた。画面見て、ノート見て、鉛筆持って、コントローラ握って。

 

いやいやいやいや、そんなやり方ある?!

 

私、ブチギレ。

 

namo、今日からゲーム禁止!ゲームは宿題をしてからの約束やろ。習字の筆あらったんか?洗濯物は出したんか?朝、歯ぁ磨いたんか?!!

関係ないことまで、ダメ出し。

 

そしたら、namo逆ギレ。

 

ママは、しつこくねちねちねちねちねち嫌なことばっかり言ってくる!ぜんぜんnamoの気持ちわかってくれへん。パパはわかってくれるのに!ママはぜんぜんわかってない!

 

こないだパパにこっぴどく怒られて、パパ怖い、嫌いって言うてたのに、そんなこと言うか。

 

パパは、じつは今仕事でインド行ってる。

 

しばらく帰ってこないし何も言うてこないと思ってそんなこと言うとんか?

 

インドのパパに連絡してみよか。宿題終わってなくてゲームしていいですか、宿題しながらゲームするのは有りですか。多分あかんって言うと思うし、帰ってきたら、その散らかった部屋見てなんて言うやろなぁ。

 

 

また!ほら!ママのそれ、脅しやろ!すぐ脅してくる。ゲーム禁止とか、パパにLINEするとか、ご飯抜きでええんやなとか!!

 

いや、脅しちゃうで。ほんまにゲーム禁止にするし、パパにLINEもするし。まぁ〜ご飯抜きは、ほんまに抜きにはせんから脅しっちゃ脅しやな。でもご飯抜き今言うてへんけどな。

 

 

ふん!もういい!ママ嫌い!

 

それ聞いて、おチビまで真似して言い出した。

 

ママ嫌い!ママなんていう言葉、なかったらよかった。お母さんっていう言葉も、なかったらよかった。ママは意地悪ばっかり言うて、ぜんぜんおチビの気持ちもわかってくれへん!!

 

じゃあ、ゲームも好きなだけしたらいいし、宿題もしなくていいし、筆もカチカチでいいし、給食当番のエプロン出さなくてもいい。部屋も片付けなさいって言わないし、歯も磨かなくていいし、ぜーんぶ自分たちの好きにしたらいい。

 

と言って、私、もう寝ることにした。

 

そしたらおチビとnamoがベッドにやってきてビョンビョンビョンビョン、私の周りをジャンプしはじめた。やめてくれ!足とかお腹とか踏まれそうや!!

 

ママ!そんなん嫌味ってわかってんねんで!

ママ!自分だってさぁ!namoが話しかけてる時スマホ触ってるときあるくせに!

だから宿題してる時ゲームしてても別にいいやろ!

 

私、無言を貫く。

 

ママ!聞いてへんやろ!

ママ!どうせ話聞いてくれへんのやろ!

ママ!おチビたちの話きいてへんやろ!

ママ!こどもの言うこと無視するなんてサイテー!

 

うるさいなぁ。聞いてるよ。聞いてるけど、もうええやんその話。ママはねちねち脅すんやろ。もう何も言わんよ。全部自分で考えて、好きなようにしたらいい。

ママは宿題ないけど、仕事しないとお金稼げへんからする。仕事中にゲームはしない。給食エプロン別に使わないし、虫歯になりたくないから毎日歯を磨くし。ぜんぶ、自分で考えて決めたこと。誰かに言われたからやるとかじゃない。

 

そろそろこれはやばいぞと感じたおチビが先に謝ってきた。

 

ママ、ごめんなさい。あんな、さっきからな、嫌なこと言ってたのはな、眠たかったからやねん。それで機嫌悪くなっててん。

 

こういうとき末っ子らしさ全開のおチビ。悪いと思ったら即謝る。しかも絶妙な言い訳を付け足してくる。

 

まぁええわ。ていうかママおチビになんか嫌なこととか言うたっけ?おチビにママ嫌いと言われたのなんでや?眠くて機嫌悪かっただけ?

 

そう。それとな、学童から帰るときな、雨降っててぬれて寒くてしかも疲れててな、嫌なこと言うのが止めれんかってん。

 

そうか。じゃあしゃあない。としか言いようがない。

 

と、おチビとのやりとりを聞いていたnamoの顔が歪んで、突然わぁわぁ泣き出した。

 

namoだってさぁ!namoだって分かっとってんで!おチビは先に謝ってずるい!!

 

と言って、部屋から走り出していった。

 

どうやら、リビングのこたつの中に隠れている。

 

なぁ、namo、ゴハン食べようー?

すっかり機嫌の直ったおチビが言う。

 

食べへんの?おいしそうやで?お肉やで〜

おチビ、煽るな。

 

そこにただいまー!ってお姉が塾から帰ってきた。

 

あーお腹すいた!めっちゃうまそうやん。あれ?namoどこいったん?もう食べたん?

 

まだ食べてへんわ!落ち着いてから食べようと思ってたんや!

と、こたつの中から声が聞こえる。

 

何?スネてこたつもぐっとん?アホちゃう。またどうせゲーム禁止とか言われたんやろ!ははは!!スネとんなら先食べるで!ぜんぶ食べるで!

 

お姉の辛辣な言葉を聞いて、namo真っ赤な顔してこたつから出てきて、無言でご飯を食べ始めた。

お姉グッジョブ。空気変わった。

 

これが我が家の日常。

 

namoのいいところ、ほんとは自分が悪いってわかってるところ。ごめんって言わないけど全身で謝ってるところ。

 

しかしママを言い負かそうなんて100年早いわ!