namoの毎日

ふわふわした息子のスイッチがいつ入るかのリアルな記録

手術、余談

手術室を見学した日のこと。

一緒に風呂入ってたら、おチビが突然、変なこと言い出した。

 

 

ママはな、ママがわたしをうんだって思ってるかもしれんけど、出てきたくなったから出てきてんで。自分から。知ってた?

 

えっ。知らんかった。

ていうか何やいきなり。

 

なんか、お腹の中で寝てたら、パチーンと目が覚めて、あ、出よ。と思ったから出てきた。ママの骨に挟まってムギューとなってめっちゃくちゃ狭かった。

 

って顔を自分の手を左右から押し付けて挟んで変顔して見せてきた。

 

知らんかったやろ?

 

知らんかった。ちょっとまって。それはおチビが生まれたときの話を言うてるの?

 

そう。

 

すごいタイミングですごいことを言い出すな。手術室見てなんか思い出したん?何でそんなん突然言い出すん。

 

なんか知らんけど思い出した。とにかくせまかった。

 

出たらどんな気持ちやったか覚えてるん?

 

あ〜。こんなかんじか。って気持ち。

 

えー!なんかめっちゃ冷めてるやん、それ。

 

あかん?

 

いや全然あかんくないよ。おチビっぽいわ。すごく。

 

お腹の中でぷかぷか泳いでた的な、もっと神秘的でメルヘンな感じを想像してたけど、なんか、思てたんと違う。

 

ぽーん!って出てん、ママのお股のとこから。

 

うへぇ。合ってるけど。言い方よ。

 

 

おチビうんだときは、確か、お産が進むの早すぎて、病院着いてベッドに寝転んだら即、もうあかん!出る!待って待って、あ〜〜出てきてもうた。みたいな感じだった。

 

夜中で、別の人がまさにお産中で先生たちバタバタしてて、手が空いてる人誰も居なくて、おチビはそのまましばらく、私の足の間にポンとおかれてたんや。

え。まじで。どうするんこれ。抱っこしていいの?へその緒繋がってるけど。って思ってたんや。

 

あれはおチビが出てこよう。とおもって出たんか。自分で。

 

知らんかった!!