namoの毎日

ふわふわした息子のスイッチがいつ入るかのリアルな記録

部活動

中学生になったお姉、部活に入った。

先生厳しいと噂の吹奏楽部。ドキドキワクワクの楽器選び。

 

伴奏じゃなくて主旋律吹きたいから、第一希望はサックス。目立つし断然カッコいい!トランペットもいいな。ホルンは、先輩がめっちゃ優しくて一緒にやってみたいから第3希望にする。でも結局、先生が口の形とか息の使い方をみて、決めるんやって。希望通りになるとは限らん。

 

といって、1週間ほどいろんな楽器お試ししてたらしいけど、どうやらそろそろ楽器が確定。

 

 

第一希望のサックスパートになった。

 

でもな〜〜〜

 

と浮かない顔。なんで?第一希望ちゃうん。

 

 

 

いや、それが、サックスはサックスでも、バリトンサックスやねんよ!!イメージしてたサックスとコレ違うよね、、って先輩にもいわれたー!!思てたんとちーがーうぅー!

 

アハハ!それはたしかに思てたんとちがうやつ!

 

いや!しかし、かっこいいよ、バリサク。体の2/3以上あるやろ。華奢な女子がでかい低音楽器吹いてんの萌え。よかったやーん!!しかしお姉、そんなに体大きくないのに、ちゃんと音鳴るん?

 

それが鳴るねん。いきなり鳴った。でも重い。楽器ボロい。首折れそう。首太くなったら嫌やなぁ。。。

 

 

いきなり鳴るってすごいやん、スイミング長いこと続けたかいあったな!肺活量よ。首は、、、ママのように筋肉ついて太くなるかもしれん。でもそうなるとしたら、ほぼ遺伝やから仕方ないわ!

 

ママみたいに首太くなるのマジで嫌。それと、みんなそやって肺活量すごいねというてくれるけど、ぶっちゃけ、そないにないねん。たまたま音鳴るだけや。器用さでカバーしとんや。

 

いやいやまあまあ。肺活量にしても器用さにしてもいいことやん。しかし、そんなママ首太いかね?太いか。ちなみに鎖骨も極太や。生まれつき。

 

30年前、ママ、お姉と同じ学校で、吹奏楽部に入ってサックス吹いてたんよ。3年のコンクールでさ、それまでアルトやったのに、突然バリトンサックス吹けいわれたんや。

ずっとメインのメロディ鳴らしてたのに、伴奏でブッブッブッブーになったんや。えー伴奏かよ〜と思ったけど、それはそれでなかなか。結構バリサクの音目立つし、おもろかったで。

 

初めは音うまく鳴らんし楽器重いし首折れそうって、今のお姉とおんなじこと言うてたわ!ってかお姉はいきなり一年生でバリトンサックスなんて、大抜擢やんか。難しいんやで!

 

と言うと満更でもない様子。

 

お姉が使ってる超ボロいバリサクって、、、私吹いてた楽器ちゃうん?!やとしたらそれ、ママの唾液、、、つまりDNAがしみ込んでる。ママの呪いやったりしてそれ、バリサクなったん。

 

ママもう、唾液とか呪いとかやめてよ、笑かさんといて!!

 

お姉のいいところ、今日からバリサク女子になります!!青春!

 

制服はズボン、ネクタイつけて、でっかいバリサク吹いてるポニーテール女子、うわぁたまらんめっちゃツボ!!っていう男子絶対おると思う。中学生でそんな通好みな男子おったとしたら、それはセンス良すぎやから、それだけで認めるに値するわ!

 

ママ、またそんなん言うて。私は変な男子に好かれたくないし、嫌われたくもないし、ねちっこい女子にもロックオンされたくないし、とにかく平和に暮らしたいんや。

 

そうかそうか、お姉の平和な毎日を祈ってるよ!