namoの毎日

ふわふわした息子のスイッチがいつ入るかのリアルな記録

渋柿

週末、冷蔵庫がからっぽで、近くの農協に野菜買いに行ったら渋柿がいっぱい売ってて、人が群がってた。めっちゃ柿選んでるお婆がいたから、これ、みんなどうするんですか?って聞いたら、

 

吊るし柿するんよ。やったことないの?私は毎年するんよ。やってみたら?簡単よ。いい柿選んであげようか?大きいのがいいんよ。

 

それ聞いて横で同じように柿選んでたお爺が話しかけてきた。吊るし柿はええで。乾いて縮むから、こんな感じの大きいのがいいんや。ほら、ちょうどいいのある。これにしとき。

 

ええやん。こっちも安くて大きくていいよ。ってお婆も柿差し出して来て。

 

私これ目当てに来たんよ、今日。

そう、そう。僕も。

って爺婆、意気投合して私に柿勧めてくる。2人のカゴにはすでに渋柿が何袋も入ってる。

 

いやいや、まだ私吊るし柿するって決めてへんし。って言うたら、2人して、やってみ、簡単やから!って言うて選んでくれた柿を一袋ずつ私のカゴに入れた。ニンマリして。なんで嬉しそうなん。

 

勢いにまかせて、ほなやってみるわ。って言うたら爺も婆も満足げ。それがいいわ、って。

 

婆が、紐に2個ずつ、ここの軸のとこにこんなふうにくくって、ハンガーに吊るしといたらいいねん。場所変えたい時簡単やからね。

 

爺が、軸ないやつとか柔らかいやつ入ってへんやろな?!って、わたしのカゴの中の柿ひとつひとつ全部確認してくれた。

 

大丈夫やわ。ぜんぶ軸ついてるわ。剥き方わかるか?上をぐるっとむいて、その下はピーラーで、シューシューとやるんやで。明日から気温が下がるから、明日から干すといいわ。

 

明日、ピーラーでむいて、2個ずつ。ハンガーに吊るす。わかった。ありがとう。

 

なんか、意外なことになったな思って、葉物コーナーでほうれん草選んでたらお爺がまた来て、大事なこと言い忘れてた!って。

 

カビはえるから、焼酎をつけるんやで。そんで、乾いて来たら揉んでな。揉まないとカチカチなるからな。インターネット見たら書いてあるから、調べてみたらいい。

 

焼酎ね。ほんで揉む。ネット情報を見る。わかった。ありがとう!

 

じゃあねってお爺とわかれて、大根選んでたら、なんとレジ済ませたお爺がまた来た!

 

もう一個言うことあった!って。

ヘタのピラピラの部分はな、できるだけ最初にハサミとかでとったほうがいい。

 

ってなわけでへたのピラピラをとって下準備が完成した渋柿。爺婆厳選の。

 

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ひもにくくって、干して、namoと共同作業。

 

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ママ何してるん?なにこれ?

 

っておチビにきかれたから、

やらねばならぬこと。いや、違った。やりたいことかな。

 

って、答えたらポカンとしてた!

namoのいいところ、柿干すのつきあってくれる。