namoの毎日

ふわふわした息子のスイッチがいつ入るかのリアルな記録

土の再生

引き続き、夏野菜の準備。

 

冬の間、ゴーヤーのガチガチに根が張った古土に、コンポスト堆肥と、大量の落ち葉を埋めていたプランター。雑草と三つ葉が生えてきてる。

 

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三つ葉を引っこ抜いてみると簡単に抜けて、根っこが無くなってた。カナブンの幼虫を入れておいたから、根っこ食べたんかな。

ゴーヤーの根でガチガチでスコップ入らなかった土が、半年後、なんということでしょう。

 

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ふかふかの土になってるー!! カナブンの幼虫出てきたよと言うても、もう6年生になったnamoはたいして喜ばないから、カナブンには申し訳ないが庭の外へお引越しいただく。

 

こっちのプランターはどうしちゃったの。ベタベタで泥っぽくて田んぼの土みたい。

 

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どうやらプランターの穴が塞がって水捌けがわるくなってた。穴の詰まりをとって、その辺の落ち葉をあつめて埋めて、秋野菜の時期まで放置することにした。カナブンいない。極太の長いミミズがいた。このミミズ、魚釣りに使ったらなんか釣れそうやな。

 

古土をなんとなく置いといた場所は、まだ根っこがそのままの形で残ってる。けど、かきわけてミョウガがでてきた。君がため初夏の野に出でてみょうがの新芽。収穫してお刺身に添える。 桜が散ると、出てきたミョウガ。なんかみやびな一句詠めそうやな。

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同じ場所、マイクロトマトの実が落ちたのを、そのままにしてたら、密集して芽が出てた。青じその芽も。スコップで回収して苗にする。こんな土でもたくましい。
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小さい庭にしばらく出てるだけで、何種類も生き物がいることがわかる。人間と動物と虫と微生物と植物とが共生して循環してる感じをとても気に入っている。

 

namoは、小さい頃から庭に出てこういうの当たり前に私に付き合って、コンポストや土いじりや虫の観察をしてきた。ボーイスカウトでも、田植えしたり、テント張ってキャンプして、火おこしして、四季の移り変わりを見て、さらに自然体験をこれでもかと重ねている。

 

最近気づいたけど、namoは、理科の受験問題とか意外と経験で解ける。テストに関してはダメダメだと思ってたけど、いつのまにか物知りな奴に育っていた。

フワフワしたnamoには、ボーイスカウトがやっぱり合ってた。入れてよかったと思う。

 

ボーイスカウトふうに言えば、namoの役割はこの世の中を生まれてきた時よりもちょっと良くすることで、自分に何ができるかをこれから考えていかなあかん。だから勉強せなあかんし、自分が勉強したいことを教えてくれる学校に入らなあかんから、受験勉強を、頑張らなあかん。

 

季節はめぐり、生ごみは土になり、環境に適応したものが発芽する。 自然のエネルギーだけでそうなってる。それをみながら、namoの成長について、考えた。